和傘が良く映えるシチュエーションとは?反対に止めた方が良いシチュエーションと美しく見える持ち方について解説
和傘を使用するからには、綺麗に見せたり写真に写りたいのではないでしょうか?そこでこの記事では、和傘が良く映えるシチュエーションと映えないシチュエーションの紹介と合わせて綺麗に見える持ち方について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
和傘が良く映えるシチュエーション
和傘が良く映えるシチュエーションは下記のような時があげられます。
● 京都や浅草などの古都
● 結婚式や成人式
● コスプレ写真
● 舞や歌舞伎の舞台上
● 雪の日
● 普段使いでもOK
それぞれ具体的に解説します。
京都や浅草などの古都
京都や浅草など古都を歩く際は、和傘がとても良く合います。周りの建物や街並みが和風なので、伝統工芸品である和傘も違和感なく溶け込みます。関東だけでも、埼玉県の川崎市や神奈川県の鎌倉、東京都の浅草など多くの古都が存在するので、和傘を片手に出歩いてみるのもおすすめです。
結婚式や成人式
和式の結婚式や成人式の際に、着物と合わせて小物として持っているのも良いでしょう。やはり着物との相性は抜群で、和傘を持っているだけで目線が顔周りに行き、全体のまとまりも良くなります。特に、和傘は開くと末広がりの形状になり、縁起物としても使用されるので、結婚式や成人式にはピッタリです
舞や歌舞伎の舞台上
舞や歌舞伎の舞台で使用される際も和傘が良く映えます。そもそも和傘には舞傘という種類の舞台で使用する目的で作られた和傘があります。また、舞台上で使用される和傘は、和傘だけが目立つのではなく着物や衣装を引き立てるために、派手すぎないデザインなので全体がまとまって綺麗に映えます。
コスプレ写真
コスプレをする際の小道具としても和傘は良く使用されます。2021年には「鬼滅の刃」が流行した影響で着物を着てコスプレを楽しむ方が増えました。また、アニメやゲームのコスプレだけでなく、舞妓さんや新撰組など、実際に存在するコスプレをする際の小道具としても良く合うでしょう。
雪の日
雨だけでなく雪の日に使用すると、とても良い雰囲気になります。もちろん大雪で出歩くのも危険な豪雪は別ですが、粉雪や淡雪の際に和傘を使用していると情緒のある雰囲気になるでしょう。そんな日には和傘を片手に街を歩いてみるのも風情が出で気分も良くなるのではないでしょうか
普段使いでもOK
もちろん普段使いで使用するのもアリです。和傘と洋服の相性は意外と悪くなく、ファッションとして良くなじみます。街歩きやちょっとしたお出かけに和傘を持ち歩くのも良いでしょう。雨の日でなくても日傘であれば、程よい日の光と共に和傘を楽しめます。
使用を避けた方が良いシチュエーション
反対に使用を避けた方が良いシチュエーションは下記のような時です。
● お祭りや花火大会などのイベント
● 人ごみの多い都心
● 長時間電車に乗る場合
祭りや花火大会などのイベント
祭りや花火大会など、夏のイベントに和傘はよく映えます。浴衣や着物をきている人も多く、変に目立つこともありません。むしろ浴衣や着物と合わせて持っていると、まとまりが良くとても映えるでしょう。
しかし、雨が降っていると開催が中止になったり、夜に行く際は日傘も必要なくなります。そのため、せっかく持って行っても使用するケースがないので、ただの荷物になってしまい無駄になるでしょう。
人ごみの多い都心
人ごみの多い都心で使用する場合も避けた方が良いと言えます。和傘は洋傘と比較して大きいサイズで作られている場合が多いので、ぶつかるリスクが高いからです。ぶつかって骨が折れてしまうと修復が不可能になってしまいます。また、和傘は骨の数が多いので尖った先端で他の人にケガをさせてしまう可能性もあります。
長時間電車に乗る場合
長時間電車にのる際も和傘の使用を避けた方が良いでしょう。和傘は洋傘と違い、閉じて持ち運ぶ際も頭を上にします。そのため、水滴が広範囲に広がってしまうので、他の乗客が滑ってケガをしてしまう可能性があります。
また、和傘は閉じていても太さがあるので、満員電車になった際には邪魔になってしまうでしょう。最悪の場合は、圧力で和傘が壊れてしまう可能性もあります。さらに、長時間電車に乗っていると傘を持っている意識が薄れていってしまい、置き忘れる可能性も上がります。
和傘を美しく持つポイント
和傘を美しく持つポイントは下記のとおりです。
● 傘は垂直にまっすぐ持つ
● 柄の先端ギリギリを持つ
● 閉じた状態ではカッパについている紐を持つ
それぞれ具体的に解説します。
傘は垂直にまっすぐ持つ
傘は垂直にまっすぐ持ちましょう。写真では、柄を肩に乗せているケースが多いです。その方が和傘の模様が正面からよく見えて、オシャレに写るからです。しかし、実際に使用する際は垂直にまっすぐ持たないと、水が上手く流れずに傘に余計なダメージを与えてしまいます。
写真と違い、動きがある状態で和傘を持つ場合は、垂直にまっすぐ持った方がシャープに見えてシルエットも美しくなります。舞妓さんなどの、実際に和傘を使用している方も垂直に持っているので、ぜひ参考にしてください。
柄の先端ギリギリを持つ
柄の真ん中を持つと、和傘の模様や色が顔に透過してしまい、表情が不自然に感じられます。柄のギリギリを持って顔との距離を開けると表情も見やすくなり、自然な顔色になります。しかし、慣れないうちは先端を持っていると、手が疲れてくるでしょう。そのため、購入の際に手に取って確認するか、一回り小さいサイズを購入するのがおすすめです。
閉じた状態では先端についている紐を持つ
和傘を閉じた状態で持ち運ぶ際は、先端についているカバーや骨を持つのではなく、紐をもって持ち運びましょう。先端や骨を持ってしまうと、和傘が大きく揺れてしまうので、歩く際に傘が揺れて雨水が散らばったり、他の人の邪魔になってしまいます。また、どこかにぶつけてしまう可能性があり、和傘の破損につながるでしょう。
しかし、和傘によっては持ち手の紐がついていない場合があります。その場合は、専用の傘袋を使用して、傘袋についている持ち手を持つようにしてください。
まとめ
この記事では、和傘を使うさいのシチュエーションについて解説しました。
和傘がよく映えるシチュエーションは下記のとおりです。
● 京都や浅草などの古都
● 結婚式や成人式
● コスプレ写真
● 舞や歌舞伎の舞台上
● 雪の日
● 普段使いでもOK
周りの景観に合わせたりイベント時の写真撮影などが、映えるシチュエーションとして多いです。しかし、普段使いで使用しても十分和傘の魅力を引き出すことができ、特に雪の日の使用は特別な空間になるので、おすすめです。
反対に、和傘が映えないシチュエーションは下記のとおりです。
● お祭りや花火大会などのイベント
● 人ごみの多い都心
● 長時間電車に乗る場合
基本的には、人ごみが多い場所での使用はおすすめできません。周りの迷惑になったりぶつけて和傘が破損してしまう可能性があるからです。また、お祭りや花火大会での使用は、雰囲気的にも良く合いますが、無駄になってしまう確率が高いです。
和傘を美しく持つポイントは下記のとおりです。
● 傘は垂直にまっすぐ持つ
● 柄の先端ギリギリを持つ
● 閉じた状態ではカッパについている紐を持つ
歩きながら使う際はまっすぐ持っていた方がシルエットがまとまって見えます。また、柄の先端ギリギリを持てば和紙が顔に透過しないので、表情がとても豊かに見えます。和傘をと閉じた状態で持ち運ぶさいは、先端についている紐を持つようにしましょう。もし、和傘に持ち手の紐がついていない場合は、専用の傘袋を用意して傘袋の持ち手を持つようにしてください。